術式

ミラドライ

施術内容

ミラドライは、ワキの皮膚の表面にマイクロウェーブを照射し、皮下の汗腺を破壊することで発汗作用を抑える治療方法です。
ミラドライのマイクロ波は水分の多いアポクリン汗腺・エクリン汗腺のみに反応します。
マイクロ波は広範囲且つ、均一に照射されるため、周辺組織にほとんどダメージを与えず汗腺を壊すことが可能です。

施術前の内容

• 治療1－2日前に両ワキの毛を剃っておいて下さい。
• 心臓ペースメーカー及び他の電子機器が体内に埋め込まれている場合、酸素投与している場合、以 前、局所麻酔で問題が起きたことがある方（エピネフリンを伴うリドカイン）、妊娠・授乳中の方 、糖尿病、ケロイド体質、甲状腺機能異常の方はミラドライ治療を受けることができません。
• 以前にワキガ・多汗症の手術を受けられている方は、熱傷等のリスクや通常の効果が得られない場 合があります。また、術後の針脱毛は3ヶ月以上、レーザー脱毛は1ヶ月以上の間隔をあける必要がありますので必ず事前にご相談ください。

施術後の経過

• 治療直後より日常の生活に戻ることができます。ただし、腕を使った激しい運動をおこなわないで 下さい。痛みや腫れを緩和するために治療後2－3日は定期的にアイスパックをワキの下にはさんで 冷やしてください。
• 治療当日の入浴は避け、シャワーを浴びる程度にしてください。
• 数日間は、制汗剤やワキ毛の自己処理を避けて下さい。

合併症

• 治療箇所またはその周辺の赤み、腫れ、感覚の変化（無感覚、しびれ、チクチク感）、副作用が数 週間以上続く可能性があります。凹凸、色素沈着、つっぱり感などは時間の経過とともに次第に解 消されていきます。部分的な脱毛は長期に渡ってみうけられることがあります。
• 非常に稀ですが、小さい水膨れもしくは発疹が施術箇所にできる場合があります。

術後の注意事項

下記のような症状が現れた場合は、医師の診察をお受けください。

• 感染症が疑われた場合（腫れの増加、痛み、施術箇所の熱及び赤み）もしくは治療箇所がひどくな った場合。
• 処方された痛み止めが効かない場合。
• 2週間経過しても、腫れ、赤みなどがひどいままである場合。
• ※ご心配なことや、何かあるときは、必ず医師の診察をお受け下さい。