当クリニックでは、美容形成の他にも保険診療での診察・治療・手術も行っています。
患者様に安心して、治療を受けて頂ける様にきぬがさクリニックでは多数の診察に関して健康保険の適応をさせて頂いております。診察や治療方法によって適応可能が異なりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
【健康保険適用手術】
ワキの有毛部に1~2ヶ所を約2~3cmほど切開し、皮膚を裏返しにして汗腺を削り取る方法です。内出血や傷も大きく残るため、傷跡を気にしないご老人や男性向きの方法です。
【健康保険適用手術】
ワキの有毛部をZ状に切除し、汗腺を取り除いた後、縫合します。この方法は効果が高いですが、当分の間、傷跡が大きく目立ち、術後のヒキツレやつっぱり感が残ることもあります。
デリケートなおへその再建も安心
最近では、水着以外でも若い女性がおへそを露出するファッションが増えたため、おへその形に対する関心が高まっているようです。体がよりスマートに見える縦長のおへそが人気で、でべその修正には臍窩(へその穴)を深く形成し、縦長の軸をつくるようにして縫合します。おへそは臍帯(へその緒)を切った後に残る瘢痕組織で、先天性に欠損することはありません。一般的には、臍帯ヘルニアなど腹部への外科手術によって臍欠損が生じます。また、でべそには単に皮膚(瘢痕組織)だけが突出しているものと、臍ヘルニアを合併しているものがあります。前者の場合は30分程度の手術で済みますが、後者の場合はヘルニア内容を整復し、再発防止のために腹直筋の一部を縫合します。小児の場合は全身麻酔ですが、それ以上は通常局所麻酔で行ないます。抜糸は10日目以降に行ないます。消毒・形状チェックなどの術後ケアが必要です。
授乳機能を温存したまま、陥没した乳頭を突出させ形成する手術ですが、乳頭が乳輪部の奥に陥没している状態で、指などのマッサージや搾乳器を使用すればすぐに乳頭が出る場合は、手術の必要はありません。このような刺激によっても乳頭が出てこなければ、乳頭直下の索状組織を切除し、乳頭基部を締める手術を行います。
健康保険適用
重くなったまぶたの筋肉を強化し、パッチリとした明るい印象へ
まぶたを開けている時に使う眼瞼挙筋(がんけんきょきん)という筋肉が、ゆるんで弱ってしまい、目を開くことが困難になったり視野が狭くなってしまう症状のことです。目が開きにくくなることにより、無意識に額や眉の筋肉を使って目を開こうとするため、額や眉間、目の周囲にシワを作ってしまう原因にもなります。また、下垂状態が悪化してくると、肩こりや頭痛の原因となり、日常生活にも支障をきたすことになります。
通常私たちは、瞼板(けんばん)・挙筋腱膜(きょきんけんまく)・眼瞼挙筋(がんけんきょきん)を使って目を開けたり閉じたりといった動作をしています。この時に、眼瞼挙筋がゆるんで弱くなってしまっていると、固定されている瞼板と挙筋腱膜の動作にも支障が生じて目が開きにくくなってしまいます。そのため、ゆるんで弱くなってしまった眼瞼挙筋を縫い縮めて再固定することにより、目を開けたり閉じたりする動作を強化し、正常に改善することができるのです。
眼瞼下垂には「先天性」のものと「後天性」のものがあります。先天的にまぶたの筋肉が弱くて、若くてもまぶたが開きにくいため、眠そうな印象の目になってしまう場合は、先天性の症状です。片方だけという場合も多く見られ、左右のバランスが違うといったケースも少なくありません。また、年齢とともにまぶたの筋肉が弱まり、目が開きにくくなったという方は後天性の症状です。ここ数年で高齢者のご相談が急増しています。眼瞼下垂には、軽度なものもあれば強度なものもあります。下垂の度合いは個人差が大きいため、治療における手術の方法も様々です。まずは専門医の充分な診察をお勧め致します。